
Image by: リーゼ

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花王がアジアにおけるヘアカラー事業を強化する。2024年から進めているヘアケア事業改革の一環で、国内ではハイプレミアムヘアケアの構成比拡大など一定の成果を上げており、次の成長領域としてアジアのホームカラー市場に照準を合わせる。ファッションカラーブランド「リーゼ(Liese)」を軸に、ヘアカラー後のダメージや色持ちへの不満に応える新商品をアジアの7つの国で投入し、カラー剤からシャンプー、トリートメントと、“染めた後”までを含めたトータルケアを提案する。2030年までにアジアのホームカラー市場でファッションカラーブランドNo.1を目指し、2025年比でシェア2倍、売上高を40%増を目標に、海外売上構成比を約45%から65%に引き上げる計画だ。
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花王のヘアケア事業は2024年から「髪の生きる力を人の生きる力に」をヴィジョンに事業改革を推進。髪を通じて生活者の気持ちを前向きに変えていくことを「ヘアトランスフォーメーション」と捉え、ハイプレミアムヘアケアとヘアカラーの2つを事業の柱に位置づけている。
ハイプレミアムヘアケアは、2024年のヘアケア事業の改革に合わせ、「メルト(melt)」や「ジアンサー(THE ANSWER)」などを投入し、花王のインバス売上が、2026年上期に2023年比で26%増、ハイプレミアムヘアケアの構成比も約1%から約40%にまで拡大し、成果を上げている。次の戦略として2つ目の柱として挙げるヘアカラー事業に着手。リーゼを軸にアジア市場でファッションカラーブランドとしての存在感を高めていく。
花王によると、アジアのホームカラー市場はコロナ禍前の2019年比で2桁伸長し、2025年実績で4840億円規模にまで拡大。髪色を通じて自分らしさを表現したいというニーズなどから市場も成長している。一方で、既存のホームカラー製品は、ヘアダメージの大きさや色持ちの悪さなど、機能面への不満を抱える消費者が多く、その中でもヘアカラー後、7日ほど経過したころからパサつきなどのダメージを感じる人も多数いるという。こうした課題に対し花王は、ヘアカラー後に進行する毛髪内部のダメージに焦点を当てた新商品群をアジアで展開する。
日本を除くアジアでは、染色後のダメージをケアする新ヘアカラー「リーゼ ジェリートゥバブルカラー」のほか、7日間の集中ケアトリートメント(1500円前後)や、シャンプー(1500円前後)、コンディショナー(1500円前後)を投入。ヘアカラーは2026年8月から台湾、香港、シンガポール、タイ、マレーシアで販売し、中国では2027年下期から発売する。集中ケアトリートメント、シャンプー、コンディショナーは2026年9月から中国で先行投入し、2027年から台湾、香港、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアへ広げる。
花王ヘアケア事業部長の守屋まゆみ氏は、「ヘアカラーだけでなく、シャンプーやトリートメントなど、染めた後まで髪色を楽しむためのトータルケアを提案していく」と説明。2030年までに、リーゼをアジアのホームカラー市場でファッションカラーブランドNo.1へと育成することを目指す。
日本国内では、秋頃にヘアカラーをジェルタイプ(1496円前後)と泡タイプ(968円前後)で発売するほか、初冬にトリートメント(1320円前後、※価格は全て編集部調べで予定価格)を展開する。
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海外ラインナップ
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国内ラインナップ
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